子どもたちとのつながりを深める遊び。
私が幼少期のころはまだ自然がいっぱいで、近所のお友だちとメンコやコマ遊び。
または、田んぼの用水路でザリガニ釣りなど、思う存分遊びにのめり込んでいたのを覚えています。
近年、公園での遊びには規制が入り、禁止事項が多くなり遊びの場がなくなってきているという声をよく耳にします。
遊具に関しても事故の影響により、なくしてしまっている公園が多くなり、子どもの成長の場を奪っている気がします。
遊具には、子どもの身体を上手に動かす練習となり、うまく使用すればより良い成長へとつなげる事となるのですが、使用する際の注意点の欠如や子どもの危機回避能力、予知能力(こうすると危ないな)の欠如などもあり、残念ながら年々、公園から姿がなくなってきているのが現実です。
『危険だから、なくしてしまおう』
一見、子どもの安全が確保されたようにみえますが、実は、子どもの考える力を大人が奪ってしまっているのです。
ブランコ使用を例に挙げてみます。
ブランコを漕ぐという動作には、足の動かし方と前後に揺らすタイミングがとても重要です。
ブランコが前に上がった時に足を伸ばし、後ろに下がった時に足を曲げることで遠心力が働き、大きく揺らすことが出来ます。
複雑な体の動きをするには、脳にたくさんの電気信号を送らなくてはなりません。体の動きを連動させることで、子どもの脳は刺激を受け、どんどん大きくなっていきます。
その他にも、4,5歳児になると自分で考え
『まだ僕には難しいかな…』
大人に支えてもらいながら挑戦した経験のある子は…
『ここまでやってみようかな』
など、
【今、自分の持てる力を考えながら遊ぶ。】
事が生活を広げていくという点で、とても大切な事となります。
熱くなってしまいましたが、まじめな話はここまでにして…
今日のあるクラスの室内遊びでのレクリエーションは、音楽に合わせて体を動かしてからの人数合わせ。それからの、
『なべなべそこぬけ』
です。
はじめは2人組から進め、3人、5人と人数を増やして行っていったのですが、
あらららら
初めて経験をした子も多く、お友だちの手足や身体が絡まり動けなくなる子も(;・∀・)
お友だちに教えてもらいながら、または、リーダーシップをとって進めてくれる子がいたりと徐々に慣れ、上手になってきました(^^♪
最後は10人組で大きな円を描きながら少しずつ進め、大成功!(^^)!
思わず子どもたちからも
『やったー!!!!!』
という歓喜の声があがりました(>_<)
達成感を皆で感じ、喜びを分かち合う🌟
『ともだちって、いいね♪』