ブログ『さつま幼稚園のとある一日』
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バス安全装置を取り付けました
猛暑猛暑の日が続いておりますが、皆さん元気に過ごしておりますでしょうか?
炎天下の中、真夏に車を停車しておくと、車内温度は50℃を越える時もあるといわれているほど
さつま幼稚園は、バス停車場に屋根が付いている為、多少は日差しを遮ることができるとはいえ、現代の夏は恐ろしいものがあります。
タイトルにもある通り、園児送迎バスに『安全装置』を設置しました
システム的には、エンジンを切ると音声が流れ、運転手が最後尾まで行き、点検ボタンを押さなければ10分後にバス車外に警報が流れるという仕組みになっています。
もちろん、ボタンを押すまでに園児降り忘れや落し物がないか確認します
その他にも、万が一、降車忘れがあった場合、子どもがSOSボタンを自ら押すことで、5秒後に車外に警報が流れるというシステムも導入しました。
(SOSボタンの仕組みは、保育の中で学びの場を設けます)
2学期に入っても、まだまだ残暑厳しい9月が予想されますので、職員一丸となって、子どもたちの安全を図っていきたいと思います
※ さつま幼稚園のInstagramに、動画がアップされています


幼児教育の大切さ
幼児教育を、皆さんはどう捉えているでしょうか?
文部科学省の文言では…
幼児とは、小学校就学前の者を意味する。
『幼児教育とは、幼児に対する教育を意味し、幼児が生活するすべての場において行われる教育を総称したものである。具体的には、幼稚園における教育、保育所等における教育、家庭における教育、地域社会における教育を含み得る、広がりをもった概念として捉えられる。』
と、されています。
その中で私立幼稚園は特に、それぞれの幼稚園の特色がはっきりしており、自分のお子さんに合った園選びで迷われている方もいらっしゃる事でしょう。
幼稚園は大きく分けて、一斉保育型(先生が主になり教え込む教育)と自由保育型(子どもの主体性を重んじる教育)があります。活動場面において、一斉保育で行ったりと、場面において使い分ける園もあるかとは思いますが、教育理念としては、この2つの形が挙げられると思います。
私が考える理想の教育は、後者の自由保育型の教育です
『自由で教育?何が育つの?どんなことができるようになるの?!放任しているだけじゃないの?』
と思われる方も多い事でしょう。
しかし、自由保育(子どもの主体性を大切にする教育)を行うには、周りの環境(人的環境、物的環境、自然・社会環境)がとても大切になり、意図して保育に取り込む教師の質が求められるのです。
自由保育のパターンとして、①教師が子どもたちに伝えたい事を目的とする場合と、②子どもたちが自ら考え、組み立てていく教育の2種類があります。
①の場合、教師が求める『ねらい(答え)』があり、そこに向けて環境を整え、様々な種(子どもの考えるきっかけ)を撒いていきます。
場合によっては、教師が意図した方向に行かない場合もあるのですが、まわり道をしてもそれは経験という学びであり、無駄ではありません。
②では、子どもの考えが必要となり難易度が高く、年長児がよく取り入れています。
活動での決め事や、『なんで?』と思った事に向けて、友だちと意見を出し合ったりして、答えを模索していきます。時にはぶつかったりと失敗も学びなので、人間関係がより深くなっていきます。
総じて言える事は、子ども自ら意欲的に行う活動は、持続性があり、尚且つ、学ぶ意欲が身につきます。その中で、先生に褒められたり、友だちに認められたりすることで自己肯定感も高まり、自信という意欲が高まります。
幼児期に、『自己肯定感』を高めることはとても大切で、学校で学びが進むにつれて自分のやりたいことを見つけたり、目標に向かって自分で考え組み立てていったりと、自ら考えやり通す力が身につきます。
そして…
子どもが主体となる為には、教師である大人が2手、3手、4手と将棋のように先読みしたり、柔軟な考えが求められ、教師の一方的な考えでは都合が悪いのです。
その年の受け持つ子どもたちが違うのですから、毎年、同じような活動内容ではフィットしない時もあるので、その都度、今の子に必要な『学び(遊び)は何か?!』と、教材研究をすることが求められます。
そのような質の高い教育(子どもが主体的な学び)を受けた子どもたちは、自ら考える力が強くなり、成長するにつれ進路を自ら切り開いていける人間になっていくのです。
以前勤めていた卒園児の活躍をよく耳にするのですが…
・吹奏楽部のコンクールで金賞を取った
・ダンスグループのメンバーとして、メジャーデビューした
・高校野球で、甲子園出場を成し遂げた
・スピードクライミングのジュニアワールドカップで優勝した
・目標の高校に進学できた
などなど、他にもたくさん様々な場での活躍を耳にし、とても胸が熱くなるのを経験し、嬉しく思うとともに幼児期のエピソードを思い出します
もちろん、幼児期の影響だけではなく、そこには本人の努力や周りの支え、いち早く才能を見出したご家庭があるからこそ、輝かしい結果を生んでいるのだと思います
一方的に指導する形は、大人的にはそれが『質の良い早期教育』だと思いがちですが、そこで折れてしまった子どもの心は相当傷ついてしまいます。
自信を無くした子どもは、やる気がなくなります。
やがて自己肯定感が低くなり、人生の進路に悩み、苦しんでしまう事もあるでしょう。
『遊びは学び』
全ての子どもたちが明るく、自らを認め、いきいきと生活していく事を私は望みます。
楽しい夏休みがスタートしました
さつま幼稚園も、年長さんのお泊り会をラストに夏休みに入りました
夏休み中ですが、働いている保護者の方が利用できるよう『預かり保育』は夏休み中も行っております
今年は猛暑猛暑の、暑さ厳しい日々が続いているので、熱中症指数に至る前の午前中に水遊びを行っています
子どもたちも気持ちよさそうに、大喜びです(^^♪
その他の時間は、混合保育(満3歳児、3歳児、4歳児、5歳児)で、室内玩具で遊んだり、レクリエーションをしたりと、その日に入っているさつま幼稚園の先生と共に遊びを行っております。
夏休み、冬休み、春休みの長期休み期間の預かり保育時間は、8:30~最長17:00までとなっており、その日の利用に合わせて使用可能です。(事前予約制となります)
お盆期間中以外は預かり保育を行っておりますので、働いている方も安心です
話は変わって、夏といえば甲子園
またまた、私が勤めていた幼稚園の卒園児が茨城県代表『土浦日本大学高等学校』として、出場を決めました
2年前は、千葉県代表『専修大学松戸高等学校』として出場してくれた事もあり、卒園児は自分の子どものように思ってしまいますね
頑張れ、『陽人くん』!!
今年の夏は、さらに暑い夏となりそうです
スポーツだけでなく、吹奏楽、芸術、芸能など、卒園した子どもたちが自己発揮している裏には、幼児期の教育も関わっているのでは?!
という事に、触れてみたいと思います。

ありがとう積み木号

さつま幼稚園では、バスが3台運行しております。
市境という事もあり送迎コースは広く、鎌ヶ谷市では、『佐津間、西佐津間、中佐津間、南佐津間、粟野、新鎌ヶ谷、初富、南初富、北初富、北中沢、東中沢』
柏方面では『高柳、南高柳、高南台、藤ヶ谷、藤ヶ谷新田、藤心』
松戸方面では『六実、六高台』
白井方面『根、西白井』
と走行しています。
その中の1台がこの度、車両交換となる事となりました。
積み木号は、16年間、たくさんの子どもたちを乗せて、走行してくれました
さつま幼稚園に通ってくれている子の中にも、走行している車両を見かけて、手を振ってくれた子もいるのではないでしょうか?
新しい車両は、2学期に走行できるように日程調整中です
また、同時にバス安全装置も3台共に設置されます。
新しい車両はどんなキャラクターがペイントされるのでしょうか?
お楽しみに

お泊り会inさつま幼稚園
1学期が終わり、夏休みに入る前のお楽しみとして、年長さんのお泊り会があります。
今年は7月20日(木)~21日(金)の一泊二日で、普段過ごしている幼稚園にお泊りをします
コロナ禍でなかなか人が集まるという行事が出来ていなかったので、お泊り保育は3年振りとなります
お泊り会に向けて子どもたちも楽しみにしていたようで、道中のバスの中でも…
『ぼくのパジャマは、ひかるんだよ』
『わたしは、ちーかわのぬいぐるみにしたよ』
など、お友だちと会話が弾んでいました
日が暮れ始めている園に着くと、いつもとは違う雰囲気に子どもたちも大興奮(*^^*)
ホールで体操の先生とレクリエーションを行い楽しんだ後は、宝探しクエストです
グループごとに問題を解いていき、お宝をGET
みんなで開封する際は、
『やったー\(^o^)/』
と、喜びの歓声が沸いていました
夕食は、カレーライス
以前は、子どもたちが包丁やピーラーを使って、野菜の下ごしらえをして手作りカレーを作っていましたが、今年は外注のカレーです
来年こそは、みんなで作る手作りカレーができるといいですね
夕暮れが近づいてきた19時~、夜のお楽しみ会がスタートです
普段、家庭ではできないことを幼稚園で体験する!という事で、今年はキャンプファイヤーを復活させました
みんなで炎を囲んで歌を唄ったり、ダンスをしたりとお友だちと一緒に過ごす事でさらに絆が深まります
その後、先生達の出し物を楽しんだ後は、花火です
大迫力の花火に、思わず子どもたちの歓声が大きくなっていきます(^^♪
ジャンボリーミッキーを元気に踊ったりと楽しんだので、汗もかき、みんなでシャワータイム
その後、パジャマに着替えてみんなで記念写真を撮ったらお布団敷きです
器用に一人で広げて寝床を作れる子、お友だちに手伝ってもらって完成させる子、パジャマを見せ合いっこしてケラケラ笑い合う子(#^^#)
とっても、素敵な時間が流れていました
お部屋を暗くし、先生の読み聞かせで静かな時が過ぎていくと、少しずつこっくりこっくりと寝ていく子どもたち。
おやすみなさい…
翌日…
早起きが得意な子、まだ眠気まなこな子。
朝の体操として、『かえるのたいそう』を元気に踊ったら、朝食です
幼稚園の近くにある『ホルンベーカリー』さんで、子ども用のパンを購入し、朝食に食べました
楽しい時間はあっという間、帰り支度をしたら降園です
楽しい夏休みを過ごし、また元気な姿で2学期に会いましょうね











